2017年よりGⅠ競走に昇格しましたが、それ以前もGⅠ級が揃う中距離重賞として注目度の高いレースでした。近年はドバイ・香港など海外遠征に参戦する実績馬が多く、手薄なメンバー構成になりがちですが、中距離路線で活躍が見込める新勢力の参戦もあり注目度の高いGⅠです。

今年は昨年の覇者で連覇を狙うベラジオオペラ、ダービーでは9着に敗れましたが、その他のレースでは5戦5勝(重賞3勝)と底を見せていないシックスペンス、2024年桜花賞馬ステレンボッシュやジャスティンパレス、ソールオリエンスなどのGⅠ馬が出走します。

まずは過去10年のデータから浮上する馬 をチェック。ページ下部では有力馬の最新情報を公開しておりますので最後までお見逃しなく。

GⅠに昇格してから直近8年、1番人気で勝ち上がったのはキタサンブラック1頭、過去10年でも2頭のみ。昨年の1番人気タスティエーラも⑪着に大敗。2022年は単勝1.5倍断然人気エフフォーリアが⑨着、2021年は単勝1.8倍断然人気コントレイルが③着など圧倒的人気馬でも敗れるケースがある。直近4年の勝ち馬はGⅠ出走歴があるGⅠ未勝利馬。GⅠ出走歴がありGⅠ初制覇を狙う2~6番人気が狙い目

内回り2000mの舞台であり例年、AコースからBコース替わりの1週目となり先行力が重要なレース。連対馬20頭中16頭は4角5番手以内の位置取り。昨年の覇者ベラジオオペラ(4角2番手)、2023年の覇者ジャックドール(4角1番手)、2022年の覇者ポタジェ(4角4番手)、2021年の覇者レイパパレ(4角1番手)も先行逃げ切りで勝利を収めており前々で競馬が出来るかがカギになる。先行できる脚質で良い脚を長く使える馬が有利

内枠(1~3)2勝(2着4回)、中枠(4~6)6勝(2着4回)、外枠(7.8)2勝(2着2回)。勝ち馬が出ていない1枠と2枠は割引か。中枠の好走馬が多く、中枠で先行できるスピードがある馬が狙い

世代別は5歳馬が6勝、4歳馬が4勝。6歳以上からは勝ち馬出ておらず連対馬も1頭のみ。4.5歳馬中心のレース。勝率・連対率でトップの5歳馬の好走が目立つ。GⅠ初制覇ジャックドール、ポタジェも5歳馬だった。GⅠ出走歴がある5歳馬が狙い目

【重要】これらはあくまでも大阪杯の過去のデータから導き出された傾向であり、これに当てはまる馬が馬券になるということではありません。あくまでも確率論であり、これらのデータを覆す馬が波乱を巻き起こします。
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4/6(日)大阪杯(GI)
レース当日15:00締め切り
(12:00頃公開)
競馬セブンから無料配信

キャリア6戦5勝の4歳馬で、敗戦はダービーでの9着だけ。重賞勝利はスプリングS、毎日王冠、中山記念といずれも芝1800mのG2レース。2400mのダービーを走った経験はあるが、2000m戦への出走は初めてとなる。

爪に慢性的な不安を抱えている馬で、昨秋はマイルCSを目標としていたが態勢が整わず回避。この中間も中4週ながらNF天栄への短期放牧を挟んでおり、無事に出走まで行った場合、デビュー以来最も短い間隔でのレースとなる。

1週前追い切りはウッドコースでの3頭併せ。相変わらず抜群の動きで、並走馬には楽々先着。ラスト1ハロンも11秒1をマークした。ルメール騎手はドバイ遠征のため、今回は横山武史騎手が騎乗。国枝厩舎としてはステレンボッシュとの2頭出しで頂点を狙う。

毎日王冠出走時が502(+14)、前走の中山記念出走時が512(+10)の馬体増も「大半は成長分で太め感は全くない」と厩舎関係者が成長した馬体に目を細めていました。

元々、爪に不安を抱えている馬なので、スプリングSを勝った後、中三週で皐月賞を使えないため、ダービー一本に標準を合わせていましたが、敗因は距離とハッキリしています。

三歳時は「能力は相当高いが成長が追いついていない」と関係者が話していましたが、昨秋から馬体に身も入り、今では別馬のような成長を遂げているようです。ここはベスト条件でもありGⅠ獲りのチャンスは十分にあるでしょう。

昨年の大阪杯の勝ち馬。その後は勝利には手が届いていないものの、宝塚記念3着、天皇賞・秋6着、有馬記念4着と強いメンバーの中で安定した競馬を続けている。今回は1年ぶりの勝利を目指して大阪杯でシーズン初戦を迎える。

1週前追い切りはウッドコース。桜花賞に出走予定の2歳女王アルマヴェローチェと六甲Sに出走したOP馬セオとの豪華な3頭併せで最先着を果たした。ただし、自ら跨った上村洋行調教師は「時計は出ているが少し重く感じた」と辛口な評価。連覇を狙うからこそ求めるラインも高いのだろう。

宝塚記念、天皇賞・秋では上の世代に負け、有馬記念では下の世代のレガレイラ、ダノンデサイルに敗退。現5歳世代は芝の王道路線でなかなか主役になり切れていないが、ベラジオオペラの1年ぶりの勝利が世代の復権を示すものとなるか。

昨秋、天皇賞秋を使ってグーンと状態面が良くなりジャパンCを使うプランまで出ていましたが無理せず間隔を開けて有馬記念に。その有馬記念はどの関係者も「ベストの距離ではない」と口にしていました。それでも0.3秒差の4着なら上々の内容と言えるでしょう。

ここまで使った距離は1800~2000m【5-0-0-2】、2200~2400m【0-1-1-1】と芝の中距離戦で安定感ある走りを見せています。昨年、同レースを勝った時に「GⅠを勝つならこの条件」と厩舎サイドが語っていたように今回はベスト条件。

阪神競馬場も新馬戦、チャレンジC、大阪杯を勝ち3戦無敗の成績。連覇狙いでココに標準を合わせて来ましたが、昨年の1着賞金が2億円から今年は3億円に増額されることもあり、陣営も悔いのない仕上げで挑むでしょう。

前走の日経新春杯が重賞初勝利、そして今回の大阪杯がG1初挑戦となる新勢力。順調に使えない期間も多く、5歳馬ながらまだキャリアは9戦。6勝2着2回、唯一連対を外したのも3歳秋の神戸新聞杯の4着と、ほぼ底を見せずにこの舞台まで進んできた。

アンドロメダS、中日新聞杯は続けてデシエルトに逃げ切りを許したが、日経新春杯では3馬身差の快勝。その時に負かしたマイネルエンペラーは日経賞を、サンライズアースは阪神大賞典を勝っている。今回は再びデシエルトと顔を合わせることとなるが、3度同じ負け方はできないところ。

日経新春杯の後は早々に大阪杯への直行を決め、放牧を挟んで3月頭に栗東に帰厩。中内田充正厩舎はロードデルレイの他、リバティアイランド、プログノーシス、クイーンズウォークらを国内外の各レースに使い分けている。「昔は右回りでモタれていたが、年齢を重ねて改善しつつある」と1週前追い切り後の厩舎スタッフ。

昨年の大阪杯は補欠一番手で除外となり出走は叶いませんでした。鳴尾記念もレース直前ハ行で取り消し。3歳時にも青葉賞を使う予定も運動中の外傷により出走を取り止めた過去があり、何とも不運続きで出世が遅れた経緯があります。

体質面で使い込めない弱さがありましたが、ここに来て初めて3戦続けて使えたこともあり体質強化は明らかです。以前手綱を取ったことのある川田騎手も能力を評価していた逸材。

ロードホースクラブの主戦騎手になりつつある西村淳也騎手。今年は10回騎乗【3-2-0-5】と乗鞍も1番多いです。同馬に騎乗したここ2戦も重賞で結果を出していますし、この条件ならGⅠウイナーに導く可能性もありますね。

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