馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
プロキオンS(G3)
直行便ナシの大移動!
それでも小倉で騎乗する理由
日曜日、関西圏の重賞は
プロキオンステークス。例年1400mで行われているダート重賞だが、今年は京都競馬場の改修工事のために変則開催で小倉の1700mで行われる。
そのことにより、例年とは少し違うメンバー構成となっている。
ウェスタールンドもそんな一頭。
2018年のチャンピオンズカップ2着など、カテゴリーとすればダートの中距離戦線を中心に使っている同馬、例年の1400mならばここへの出走は無かっただろう。
まして小回りダート1700mは、この小倉を始め、函館・札幌でも好走している得意の舞台、逆に出走するべくして出走してきている雰囲気だ。
半年以上の休み明け、牧場から戻って来た時には50キロくらい増えて帰ってきたそうで、さすがに「何とか間に合った」という状態ではあるものの、9歳というベテランなだけあって、レースが近づくのを馬自身が理解し、自らで体を作っていくところもあり、最終的には少し増えるくらいで出走できるという。
であれば、これまで戦って来た相手を考えても今回の相手なら明らかに実績上位の存在、勝ち負けになりそうだ。
鞍上は引き続き
藤岡佑介騎手が手綱を取る。
この4戦で手綱を取り全てのレースで好戦している様に、手が合う事はもちろん、ジョッキー自身もこの馬の能力を感じている。
ゆえに、今は函館を主戦場としているにも関わらず、ウェスタールンドが小倉に参戦すると決まり依頼があると、ふたつ返事で行くと決めた。
函館競馬場から小倉競馬場への移動は、函館から福岡・北九州方面の直行便は無く、東京(羽田)経由となってしまうため、とにかく大変。それがゆえに、日曜の小倉は午前中の騎乗が出来なくなってしまうのだが、それでも遠征するように、ウェスタールンドに乗りたい気持ちは強い。
さらに、藤岡佑介騎手はここで勝つと、JRA全10場重賞制覇にリーチ(残りは新潟)が掛かる。それもあって、よりこの一戦には力が入っているようだ。
この藤岡佑介騎手の乗るウェスタールンド、休み明けでも注目したい。
オススメ!
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