うまスクエア

馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

今年はオリンピックの影響に加え、京都競馬場の改修工事による変則開催で、今週から、関東は例年通り福島開催の開幕だが、関西圏は例年よりも早く夏の小倉開催が開幕、そして北海道シリーズは例年よりも遅れての函館開催の開幕となる。

３開催場とも小回りコースとあって、早くも夏のローカルが開幕した雰囲気だ。

そんな中、今週の重賞は福島でラジオNIKKEI賞、小倉では例年は中京で行われているＣＢＣ賞が組まれている。

ラジオNIKKEI賞には多くの関西馬が参戦している事で、ジョッキーの動きもあった。

幸騎手もその内の一人。

結果的には福島のリッケンバッカーに騎乗しているが、小倉のＣＢＣ賞に今春の復帰後３戦連続して騎乗しているヨカヨカもお手馬の一頭、どちらに乗るかには迷いがあった。

リッケンバッカーにはアーリントンカップで手綱を取り、前走のＮＨＫマイルカップでは重賞勝ち馬のルークザネクストに騎乗していたものの、能力的な手応えを掴んでいた。

ヨカヨカも、マイル戦の桜花賞では大敗を喫したものの、1400ｍのフィリーズレビューで２着、前走の1200ｍの葵ステークスでも２着と、九州産馬ながら決して早熟では無く、短距離で安定した走りを見せている。

最終的には、先約優先でリッケンバッカーに乗る事になったのだが、ヨカヨカのハンデが51キロになる可能性があり、さすがに51キロは厳しいという事で決めた経緯もあった。

そこでヨカヨカの鞍上に声が掛かったのが和田騎手。

ただ和田騎手も、52キロまでなら普通に乗れるものの、過去10年で４回しか騎乗していないように、もし51キロとなった場合は早くから準備しなくては厳しい斤量。

それでも、小回り小倉の芝1200ｍという、ヨカヨカにとっては絶好の舞台という事もあるのだろう、51キロの斤量でも騎乗できるように早くから準備して乗る事を決めた。

想定通りヨカヨカのハンデは51キロとなり、改めて減量が必要になるが、その苦労以上に期待が大きい事は確か。

ラジオNIKKEI賞のリッケンバッカーの走りにも注目だが、この減量してまで騎乗する和田騎手が手綱を取るヨカヨカの走りにはより注目したくなる。


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