馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
中日新聞杯
ここ1回のチャンス!?
師走競馬も2週目、今週から2歳チャンピオンを決めるG1が続く。今週は日曜日に2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。今年もなかなかの好メンバーで、同じ舞台で行われる桜花賞を占う一戦にもなりそうだ。
その前日土曜日には、中京の今年最後の重賞となる
中日新聞杯が行われる。
土曜日行われる唯一の重賞という事で、やはり東西から遠征してくるジョッキーも多い。
そんな中で…
東西リーディングトップを直走る川田騎手もこの中日新聞杯に参戦予定だった。
騎乗予定だったのは
プログノーシス。
しかし、週中香港で行われる国際騎手招待競走(ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ)に参加するためにPCR検査を受けたところ陽性となってしまったため、今週土曜日の競馬は騎乗できなくなってしまった。
※土曜日のPCR検査で陰性ならば日曜日は騎乗できるそうだ。
さすがにレース当該週なので、変わるジョッキーを探すのはなかなか困難を極めた。
そんな中、同じ中内田厩舎の管理馬で阪神のメインのリゲルステークスに特別登録をしていたヴァリアメンテが、調子が上がってこないこともあって回避が濃厚になった。騎乗予定は
藤岡佑介騎手だったが、最終的に阪神から中京に切り替えプログノーシスに騎乗する事になった。
藤岡佑介騎手は毎日杯でレースの騎乗経験があるが、調教でも何度も跨っておりよく知っている馬。その本人曰く「能力は相当、間違いなく重賞レベル」と、早くからその素質の高さを買っていた。再びレースで騎乗できるここは喜びもひとしお。
成長と共に折り合いが少し難しくはなってきているようだが、次走以降はまた川田騎手の手に戻る可能性は高く、まさにここ1回のチャンス。この巡って来たチャンスに力が入るところだ。
プログノーシスと藤岡佑介騎手、ぜひ注目したい!
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