採れたて!トレセン情報

第874回&第875回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●千直適性は高い!●

新潟・小倉・札幌の開催が開幕した。この3開催場の開催になると、やはり『夏』を感じるもの。今年は気候的にも『真夏』がやってきた雰囲気で、まさに暑い熱い夏だ。

重賞は、札幌では牝馬限定のクイーンS、そして新潟では国内で唯一の千直重賞のアイビスサマーダッシュが行われる。

札幌クイーンSには、全国リーディングトップをひた走る川田騎手と名手武豊騎手が、土曜は小倉で騎乗し遠征。一方、新潟アイビスサマーダッシュには土曜も新潟で乗っていたミルコに加え、和田騎手・森一馬騎手、そして鮫島克駿騎手も本来は遠征予定だった。

土曜のレースで落馬負傷し戦線離脱せざるを得なくなった鮫島克駿騎手、騎乗予定だったライオンボスは、ダートで低迷していたものの、2走前の千直で一変した走りを見せ、1000万・オープンを連勝、その千直への適性の高さはもちろん、鞍上の鮫島克駿騎手との相性の良さも見せつけた。

今回は斤量が56キロにはなるものの、前走の勝ち時計53秒9は、昨年の覇者ダイメイプリンセスの勝ち時計からコンマ1しか遅れていない好時計、そのダイメイプリンセスは、今年は休み明けでの参戦で、やはり馬体のハリなどは今ひとつ、それに加えて白帽の枠、逆転する算段は十分に立っている。

そもそも前走時との馬場差を考えれば、すでにアイビスサマーダッシュの勝ち時計に匹敵するパフォーマンスを見せていると言っていいだろう。

騎乗予定だった鮫島克駿騎手は、初重賞制覇の手応えも十分にあったのだろう、追い切りに乗る為に水曜日には美浦に出向いていたほど力が入っていた。残念ながら乗り替わりとなってしまったが、その無念を晴らすべく手綱を託されたのは、関東トップジョッキーの田辺騎手となった。

関東のトップジョッキーにも関わらず何故かメインの乗鞍が無かった田辺騎手、そんな状況下でスッと有力馬の手綱が回ってくる辺りがさすがと言うところ。鮫島克駿騎手のぶんも頑張って欲しいところだ。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●サマースプリントを狙っています●

サマースプリント第3戦目となるアイビスサマーダッシュ

本命は直線競馬で一気に覚醒したライオンボス。走破タイムを考えても頭ひとつ抜けた存在だろう。

一週前には主戦の鮫島駿騎手が美浦へと駆けつけて追い切りに騎乗。

その感触を確かめており仕上がりは良好のようだ。

注目したいのはサマースプリント第1戦の函館SSを制したカイザーメランジェ

少頭数とスローペースに助けられた印象は強いが、逃げ切りで重賞初制覇。

レース後は札幌で行われるキーンランドCを目指すと聞いていたが、大幅に予定を変更。

美浦→函館→美浦→新潟という強行軍でアイビスSDへ出走。

このレースの後に札幌のキーンランドCへの出走を予定しており、サマースプリント王者を本気で狙っているローテーション。

というのも、個人オーナーの馬で、中野厩舎も上位とはいえない成績なので、むしろ自由なローテーションが組みやすい。これが大手クラブや大手牧場の馬では、間違いなく夏に3戦出走するということはありえない。

カイザーメランジェの出走ローテーションはひと昔前ならよくあるパターンだった。

どちらが良い悪いではなく調教師とオーナーの考え方によるし、使い込んでいても結果を出す馬はいるので、これでカイザーメランジェがサマースプリントを制するようであれば、間違いではなかったと証明できることになる。

スプリンターズSにも出走している可能性が高いだけに、その走りには注意が必要かもしれない。

【競馬場から見た推奨馬券】

新潟も台風の影響で、夜半から朝方にかけて、それなりに降る模様。ただ、開幕週だけに、芝はそんなには悪くならないはず。福島の後半の良馬場よりは、重馬場でも時計的には早いと見た方が良さそう。
ダートは基本的に、先行有利と見て良い。

今日の新潟で勝負できるのは、一鞍のみ。新潟12Rの6番ブラックヘイローだけだ。
注目すべきは、新馬戦の内容。仕上げ自体は、体質の弱さと気難しさがネックで、攻め切れていなかった。その分パドックの気配は今一つ。
明らかに馬体に緩みがあったし、集中力にも欠けている印象。
競馬は、発馬で挟まれ気味で中団から。向正面から終始外を回りながら、馬なりで4角先頭。仕掛けた程度で突き放し、最後は抑える余裕で5馬身差。まさに横綱相撲での完勝。
あの仕上がりにて、あの強さ。潜在能力はかなりと見た。
当然、2戦目も期待していたが、2ヶ月開いたせいか、気配はあまり変わっていなかった。それに距離が長いせいか、フワフワと走っている感じで集中力を欠いた。それでも4着なら悪くはない。
今回も2ヶ月開いているが、暑くなって体は絞りやすいはず。この時季、使い詰めの馬よりは、むしろ良さそう。
気性的にも競馬を使う毎に、走ってくるタイプ。
新馬勝ちの距離に戻れば、好勝負の可能性は高い。

単勝 6
馬連 1-6 6-7 2-6 4-6

自信度 B


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●関東移籍ではないが…●

例年ならルメール騎手とリーディング争いを繰り広げているデムーロ騎手が、春以降は不振で先週までの時点で全国リーディング8位と、デムーロ騎手のこれまでの成績からすれば物足りないもの。

それでもGⅠを2勝と、勝負強さは健在で、きっかけさえ掴めば一気に勝ち星を伸ばしてくるはず。

そのきっかけ作りのために、今週から始まる新潟開催に合わせて美浦で調教をスタート。

勝ち星を挙げるためには、やはりレース数が多く勝ちやすい条件、つまり未勝利や1勝クラス、新馬戦などで勝ち星を量産することがポイント。

今週もこれまでのデムーロ騎手の騎乗数に比べれば多い土日で12鞍に騎乗。

このあたりの変化については、春以降、これまでのエージェントとの契約を解消して、新たなエージェントと契約を結んだことも影響しているようだ。

やはり、窓口の対応が変われば、付き合い方や依頼の受け方も変わってくるのだろう。

この新潟できっかけを掴みたい、と美浦へ一時的に拠点を移したデムーロ騎手の手綱捌きに注目したい。

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●土曜の新潟へ遠征!●

梅雨空が続いていたここ数週だったが、今週の週中には九州を始め関西方面では続々と梅雨明けが発表され、季節的にも本格的な夏を迎える。

競馬の方も、今週から関西は小倉、関東は新潟、そして北海道シリーズも札幌にステージを移し、いよいよ『暑い熱い夏競馬』という雰囲気になってきた。

その開幕週初日、栗東トレセンに腰を据えている関西ジョッキーならば基本的には小倉が主戦場になるのだが、関西からミルコと西村淳也騎手の二人のジョッキーが新潟へ参戦している。

新潟開催はローカル時も含め関西馬の遠征が多く、それに連れて関西ジョッキーの遠征も比較的多いものの、重賞の無い日の遠征ともなると少し特別。但し、ミルコに関しては美浦版の話通りの事情もある様子で、日曜日も新潟で騎乗する。

一方、西村淳也騎手は日曜日は小倉で騎乗するように、基本的に主戦場は小倉、ゆえにこの土曜日は、当然お目当ての馬がいるからこその遠征。その馬は…


10Rの苗場特別に出走する、前走、自らの手で勝たせたディライトプロミス。その前走は、着差以上に余裕のある内容で完勝、昇級してもやれる手応えも掴んだ様だ。


西村淳也騎手と言えば、今年2年目ながら、昨年の13勝から今年は既に34勝をマークする活躍振りで、若手の中でも伸び盛りのジョッキー。その要因のひとつに、今の若手騎手の流行とも言えるノーザンF生産馬での活躍もある。彼も6月以降、ノーザンFの関連馬で4勝を上げている。
このディライトプロミスも、そのノーザンF関連馬。そういう意味での遠征もあるのだろう。

重賞の無い土曜日、しかもメインでも無いレースに遠征し、それでいて結果も出せれば絶好のアピールになるというもの。本人も是が非でも結果が欲しいところだろう。ここはいろいろな意味で注目の一戦となる。

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