佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第887球]

【ローズS】今回も春の実績馬を信頼

今日は来週デビューを迎えるヴァロリザーの話をさせて下さい!

お母さんのグレイスファミリーも私の馬で、彼女が繁殖入りした後は、毎年、水上さんなどの意見を参考に種付けを考えてきた、ハルちゃん(ハルーワスウィート)とはまた別の愛着のある血統です。ヴァロリザーのお父さんはスペシャルウィークなのですが、今回は今までにない手応えを中尾先生も感じているようで、珍しくレース当週にジョッキーを乗せて感触を掴ませるという連絡がありました(笑)

当初はミルコが乗る予定だったんです。ただ、どうしても断れない馬がいるらしく、今回はユウガが乗ってくれることに。まあ、芝2000mの新馬戦ということでクラシックを意識した良血馬が他にも参戦してくるようですが、そういう馬と対戦してどんな走りを見せてくれるか、非常に楽しみにしています!


それでは、日曜は【ローズS】を検討します。このレースは、同じ秋華賞のトライアルとして行われた紫苑Sと同じように『春の実績馬』VS『夏の上がり馬』という構図で考えてみます。出走馬16頭中10頭が休養明けで、夏場の500万勝ちが2頭、1000万経由が2頭だった紫苑Sは、『春の実績馬』が掲示板を独占。『夏の上がり馬』に付入る隙は全くありませんでした。

この結果を踏まえると、出走馬15頭中9頭が休養明け、夏場の500万勝ちが2頭、1000万経由が4頭のローズSは、紫苑に比べて幾分、上がり馬に勢いはありそうなものの、その高い牙城を崩すまでには至っていないとジャッジ。メンバー中、オークス最先着の⑧サトノワルキューレの実績を素直に信頼したいと思います。ひと夏越してどれだけパワーアップしているのか、デビュー戦以来の1800m戦でミルコがどう乗るのか、見所も満載です!

⑤サラキア⑬カンタービレ⑪トーセンブレス⑥オールフォーラヴ①レッドランディーニ⑦センテリュオ⑩フィニフティが相手候補で、馬券は3連複と馬単。馬単は⑥オールフォーラヴまでを厚めに買いたいと思っています。


【参考買い目】
●3連複フォーメーション(11点)
[1頭目]8
[2頭目]5.13
[3頭目]5.13.11.6.1.7.10

●馬単(7点)
[軸]8
[相手]5.13.11.6.1.7.10


JRA現役馬主でGⅠ5勝オーナー【佐々木主浩・大リーグボール22号】はレース当日10時頃公開!
次回の更新を楽しみにお待ちください!!

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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