境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

クイーンS&アイビスSDの回顧

第67回クイーンS(GⅢ)
1着ミッキーチャーム
2着スカーレットカラー
3着カリビアンゴールド

ラップ:
12.2-11.9-12.1-12.2-12.2-11.9-11.5-11.1-11.9
時計:1.47.0


エイシンティンクルが若干ゲートで遅れ、鞍上も無理せず控える作戦を取ったことで、想定していた流れとは逆になった印象がありますね。この馬はワンターンの軽い馬場に高い適性を持っている馬なので、こういう可能性もあったとは思いますが、拍子抜けとも思える後傾持続力型の競馬になりました。

ミッキーチャームにとっては、勝った阪神牝馬Sと似たようなラップ推移になったことで、持ち前の持続性能を存分に活かせた格好。気性が難しい馬だけに、現地滞在で競馬ができたことも大きな要因だったと考えられます。
(※参考:阪神牝馬S12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6)
秋華賞ではアーモンドアイの2着した実績を持つ馬。今後は気性の成長がカギになると思いますが、牝馬限定重賞であれば引き続き有力でしょう。

2着スカーレットカラーは一時の不振を完全に脱した格好。直線半ばでもまだ後方の位置にいましたが、そこから溜めていた脚を弾けさせてからが素晴らしい伸びでしたね。小回り適性の高いヴィクトワールピサ産駒。あとは牡馬相手にどれだけ通用するかが今後の課題になりそうです。

3着に格下的存在だったカリビアンゴールドが入線。これまで函館、札幌の洋芝コースでは馬券圏内を外したことがなかった馬。牝馬限定重賞ではこの手のタイプは常にマークしておかなければいけないということでしょう。
とはいえ、過去に紫苑Sでディアドラとハナ差の競馬を演じたこともある馬。さらにいえば、その紫苑Sが今回と酷似した後傾持続戦。今回はレースの流れもこの馬にピッタリ嵌りました。

期待したウラヌスチャームは4着まで。まあそれなりには来ていますが、なんとなく今回も収まるべきところに収まったというか……位置を取りに行った前走で伸びが鈍り、溜めた今回は届かない。「惜しかったと言われるのは、貴方は負けましたと言われているのと同じ」という名言がありますが、この馬に関しても、重賞を獲るためにはもうひと皮剥けないと苦しいという現状を認めざるを得ません。


第19回アイビスSD(GⅢ)
1着ライオンボス
2着カッパツハッチ
3着オールポッシブル

ラップ:
11.9-10.2-10.5-10.7-11.8
時計:0.55.1

まず、意外だった0.55.1秒の時計について。過去10年の良馬場施行時で最も遅い決着時計となった今年のアイビスSD。

日曜の新潟芝の馬場差は-0.7秒。決して時計の掛かる馬場ではなく、馬場差+0.4秒と時計の掛かる馬場だった春の新潟で53.9秒の時計をマークしていたライオンボスならば、もっと速い時計が出ていてもおかしくない状況だったはずです。

おそらく、この要因となったのが向かい風でしょう。ひとつ前に行われた10Rのスタート映像を見る限り、おそらく直線はやや強めの向かい風が吹いていた様子。これが、アイビスSDらしからぬ後半の失速に繋がったと考えられます。
例年のアイビスSDは、残り2F目で再加速するのが常で、今年のような綺麗な右肩上がりの失速ラップは珍しい。実際、ラスト2F目の10.7秒という数字は、過去に遡ってほとんどお目に掛かれない遅いラップです。

ただ、個人的にはこの結果が改めてライオンボスの価値を高めたと見ています。単に速い時計で走るわけではなく、この手の消耗戦でもシッカリ結果を出せたことで、この馬の持つ高い千直適性がより色濃くなったということ。昨年の勝ち馬ダイメイプリンセスも天才的な適性を持っていると思いましたが、あの馬とはまた別種類の才能を持っているといえるでしょう。
もっとも、こうなると問題は今後の路線。昨年のダイメイも、このレースの後は連敗街道を突き進むことになったわけですが、この馬はどうでしょうか? 過去の戦績からわかることとして、自分の形にはまらないとかなりモロい面があることは否定できず、これから距離を伸ばして、かつ、コーナーのあるコースを走ることになって、果たして自分の形を守れるかどうかは課題になるでしょう。いずれにしても、千直で勝ち癖をつけて他条件でも走れるのかどうかは、かなり注目できるポイントだと思います。

2着カッパツハッチは、前走の韋駄天S同様、ライオンボスにガチンコ勝負を挑んで跳ね返された格好。この馬もライオンボス同様、前走とは全く違う流れで崩れず走れており、この条件に対する適性と能力は明らか。それだけに、これは出走した年が悪かったとしか言いようがありません。

3着にオールポッシブル。今年も来ました8枠の馬。オールポッシブル自身の良化と隠されていた千直適性もさることながら、今回に関してはやはりピンク帽をかぶれたことが大きかったですね。

4着にプリンスリーギフト持ちのトウショウピストが入線。ゴール前、一瞬だけ痛恨の引き間違えをしたか!? と慌てましたが、さすがにこの馬に関しては加点材料を見つけることができませんでした。メンバー最速の上がりを使っての4着ですから、何かしら要因があったとは思うのですが。

期待したミキノドラマーは後方のまま大敗。半ばで外から内に押し込められるようなところがあり、スムーズな競馬が叶わなかったところもありますが、それにしてもいいところがありませんでした。この本命推奨に関しては見立て違いだったと反省するしかありません。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。




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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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