境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

宝塚記念の回顧

第60回宝塚記念(GⅠ)
1着リスグラシュー
2着キセキ
3着スワーヴリチャード

ラップ:
12.6-11.4-11.5-12.4-12.1-11.9-12.0-11.6-11.5-11.4-12.4
時計:2.10.8


まず時計について。今週の阪神は、土曜日が-0.6秒、日曜日が-0.9秒という馬場差で、開幕週から一連の時計の掛かる馬場を一気にひっくり返す高速設定。土曜1R、6頭立てという少頭数だった2歳未勝利戦(ちなみに、このレースは週中の段階で出走予定馬が2頭しかいなかったそうです)で1.36.2秒という時計が出た時点で、イヤな予感はしていましたが……。
今週に関しては、週中の天気予報で言われていたほど雨が降らなかったことが高速化の要因だと見ています。ビッグアーサーが勝った高松宮記念の週も同じ現象が起こっていましたね。

流れは前後半5Fで60.0-58.9秒という後傾ラップでしたが、5R目から12.1-11.9-12.0-11.6-11.5-11.4-12.4と平均的に脚を使う、いわゆるキセキらしいペース配分。結局、前を走っていた4頭の着順が入れ替わっただけで、後続は手も足も出ずに終わってしまいまったが、絶妙なペース配分ゆえに後続がポジションを押し上げることができず、ダラダラと脚を使わされたという形ですね。

勝ったのはリスグラシュー。大外枠からモノ見をする感じで先頭集団に並びかけたところではどうなるかと思いましたが、あそこでピタリと折り合えるのが外国人ジョッキーの強さですよね。結局、2番手追走からメンバー最速の上がりをマークして3馬身差の圧勝を飾りました。

個人的には、ハーツクライと言えば東京GⅠという固定観念があって、他の競馬場だと単勝期待値が低いとどうしても断じてしまうんですが、このリスグラシューが大きな転換点になりそうです(スワーヴリチャード、タイムフライヤーも阪神、中山で勝っていますが、いずれも昇格GⅠで評価保留)。その意味で、印象的な馬だなぁと思わされます。

キセキに関してはもう仕方ないですね。能力の高さは疑いありませんし、このスタイルがベストであることも間違っていないはずです。ただ、どうしても的にされる、流れを読まれやすいという欠点があって、一発狙って競馬をされると一番ワリを喰ってしまうんですよね……。能力は疑いないだけに歯痒い限り。ちなみに、この馬のおかげで今年もキングマンボ系保持馬の好走サンプルが増えました。

スワーヴリチャードも悪い競馬はしていませんが、マクりを打とうとしたタイミングでキセキにペースを上げられてしまい、結果、外を回るロスだけが残ってしまったという格好。

アルアインはちょっと首を傾げる敗戦。この流れならもう少し走れていいはずで、伸びずバテずになったのは意外でした。




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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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