境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

フローラSの回顧

第53回フローラS(GⅡ)
1着サトノワルキューレ
2着パイオニアバイオ
3着ノームコア

ラップ:
13.1-12.0-11.8-12.1-12.1-12.0-11.9-11.5-11.3-11.7
時計:1.59.5


勝ったサトノワルキューレは、牝馬ながらこれまで芝2400を2度も経験済み。2着パイオニアバイオは、このレースと相性の良いゼンノロブロイを母父に保持(これについては後述)、3着ノームコアは、昨年ワンツーを決めたハービンジャー産駒。
というわけで、ほぼ例年通りのスタミナと鈍重さが問われたフローラSだったとは思います。自分の本命馬ファストライフも、馬券にはなりませんでしたが、最後は外からシッカリ脚を使って5着までは来ていますしね(12人気なら上出来の走りかと個人的には思っております)。

2着パイオニアバイオあたりは、母父ゼンノロブロイに思わず声が出ましたね。過去、父方に入ってアグネスワルツ、サンテミリオン、サングレアルと、5頭出走して3頭が馬券になっている、このレースの好相性血統。10年にはワンツーを決めているくらい。
サンデー系の中でもスピード不足のゼンノロブロイ産駒が頻繁に来ることが、このレースの鈍重さを示す根拠になるという話は予想内でもしていたかと思いますが、そのゼンノロブロイ絡みの馬を拾えないとは……これは痛恨でした。
また、この馬の場合は母アニメイトバイオがアネモネS2着、ローズS1着、府中牝馬S2着という、典型的な前哨戦ホース。それも踏まえれば、オークストライアルのここは、その仔であるパイオニアバイオにとって絶好の覚醒機だったと考えることができます。今となっては後の祭りですが……。

さて、このレースのオークスへの直結可能性についても考えておかなければなりません。

まず、時計について。1.59.5秒は、チェッキーノが勝った2016年の1.59.7秒を上回るレースレコードですが、2016年当時の馬場差が-0.2秒だったのに対し、今年は-0.9秒。その馬場差を考えれば、微妙に時計的価値は及ばないと思います。
レースの流れ自体も、2016年が59.7-60.0秒というタイトな流れだったのに対し、今年は61.1-58.4秒という後傾の上がり比べ。レース自体の厳しさという点でも少し見劣ると言わざるを得ません。

しかし、その2016年の勝ち馬チェッキーノは、続くオークスで小差2着と健闘していますし、同年の3着馬もこのレース5着のビッシュ。その年と比較して、多少見劣るとはいえほぼ同水準なら決して悪くはないでしょう。

さらに言えば、サトノワルキューレの場合は既に2400を経験しているという強みもあります。今日のレースで決め手があることも証明されているわけですから、これはアーモンドアイと同じ位置から差し比べも可能と楽しみが持てます。

あとは、デムーロ騎手がフラワーC勝ちのカンタービレとどちらを選ぶかというところも注目ですね。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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