境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

シンザン記念・フェアリーSの回顧

第51回シンザン記念
1着キョウヘイ
2着タイセイスターリー
3着ペルシアンナイト

ラップ:
12.1-11.0-11.4-12.6-12.4-12.8-12.7-12.6
時計:1.37.6

かなり雨が降ったので、それが結果に影響を与えていることは間違いないと思います。
ただ、そんな中でもダンチヒ系保持馬が2着、3着に入り、今年もその適性の高さを発揮した形。来年以降もこの系統はシンザン記念における主力血統と考えるべきでしょう。また、勝ち馬キョウヘイも父リーチザクラウン。まだ日の浅い種牡馬なので地味血統にカテゴライズしては可哀想かなと候補馬に入れるのを遠慮してしまいましたが、リーチザクラウンといえば、現役時代も類稀なる持続力競馬への適性を誇っていましたから、レースそのものの本質にはピッタリ嵌る存在でしたね。

このキョウヘイに関しては「よく頑張ったなぁ」という率直な思いがありますね。もちろん、馬場適性の高さがモノを言った格好ではあるのですが、デビュー当時のキョウヘイといえば、馬込みに入れず大外をブン回してばかりいた馬。

161223 勝ち馬は内ピッタリ。大外一気の2着はそれなりに評価できるのでは?もう1個くらい勝てるんじゃないか。
160730 とりあえず内容は悪くない。

過去、キョウヘイには2回チェックを入れていて、境メモにも上記の通り記載していたのですが、今回は、道悪の過酷な競馬の中、馬群を割って抜けてくるという勝負根性の塊のような走りを見せてくれました。これには驚くと同時に、よくぞここまで成長したものだと感慨深い気持ちになりました。
そう成長力があるタイプではなく、おそらくここが天井だとは思いますが、今回の勝利は胸を張っていいものでしょう。

2着タイセイスターリーは母父ダンチヒ、そして兄が2014年にこのレースを勝ったミッキーアイル。まさに適性ピッタリの存在でした。前走の敗戦でもう少し人気を落としてくれていたら、この馬から行く手も十分あったでしょうね。もっとも、外枠を引いた時点で大幅減点だと浅はかながら考えてはいましたが。
ちなみに、この馬の境メモは……

161008 全くの楽勝。ただ、頭高いし、馬力型。ダートの方が良さそうは気はする。

どこかでダートを使ってきた時に注目したいと思っています。

3着ペルシアンナイトは結果的に出遅れが致命傷になりましたが、デムーロ騎手は上手くリカバリーしていましたが、今日に関しては馬場の巧拙の差が出たかなという感じ。まあ、個人的には勝った後のハービンジャーなので、そのあたりも影響していたかな?とは思っていますが。今日のところは判断保留で。

トラストは苦しい戦いが続きますね。全兄ウインオスカーが短距離馬で、しかもダート替わりで一変したクチ。どうもこの馬も同様の個性を感じます。決め手不足とかそういう問題以前に、前向きさが勝ちすぎていてレースを組み立てられていない印象が強いです。距離を詰めるかダートに転じるかでしょううが、一般的に報じられているこの馬に対する期待度を考えても、なかなかその決断はしづらいんじゃないでしょうか。

5着マイスタイルは正攻法の競馬で5着。馬場に関しては前走である程度こなしていたので、今日のところは単純な力負けでしたかね。もう少し内枠を引きたかったというのが本音ではありますが、今日の馬場を考えれば逆にこの枠で良かった気もしますし、やっぱり現状の力は出し切ったと見るべきですかね。自己条件に戻ればもう1個くらいは勝てそうなので、あとは今後の成長次第でしょう。


第33回フェアリーS
1着ライジングリーズン
2着アエロリット
3着モリトシラユリ

ラップ:
12.5-11.0-11.2-11.4-11.9-12.4-12.0-12.3
時計:1.34.7

やっちまいましたね。キングマンボ系保持馬の二択を引き切れませんでした。予想コラムで指摘したとおり、このレースはキングマンボ系保持馬が勢力が非常に強いレースです。今年の結果で改めてその血統傾向が証明されましたね。勝ったライジングリーズンは母父キングカメハメハ。正直、本命に期待したメローブリーズと比較して、極端に劣っていたというわけではない(勝った右回り替わり、重賞経験アリと加点材料はあったと思います)ので、本当に指運がなかったという感じですね。

このレース自体、過去の傾向を見て一目瞭然の不出世レースで、おそらく上位馬の今後はかなり苦しいものになるかと思いますが、来年以降の馬券戦略として強力な指針ができたことは、ひとまず収穫だと考えなければなりませんね。3着モリトシラユリは単純な『1800以上経験馬』(=勝ったダ1800ではなく、2走前に芝1800を使っていたところがポイント)で拾える馬。

・キングマンボ系保持馬
・1800以上経験馬


この2つのポイントは来年も使えると見ています。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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