東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2018年11月17日]

【マイルCS】直線一気の差し脚で…

本日(土)は、正午から、立川での高校同窓会、銀座での講演会、国立でのジャズ喫茶の旧友たちとの親睦会と重なり、すべて終了するのは午後11時ごろだろう。老体がもつかどうか、ひとえに酒量を控えられるかにかかっている。スローなステイヤーSの気分で飲むつもりだが、馬券予想はスピード優先のマイルCSとなるのは、いささか戸惑うところだ。

居酒屋「青夷」では毎週のように同窓親睦会をやっているようなもの。先週末は早大新卒者同窓会のおこぼれにあずかって来賓室で競馬を楽しんだ「青夷」常連組だが、馬券はさんざんだったらしい。今週は捲土重来に燃えているという噂である。

例によって、口撃機関銃ヤマはデータを持ち出し、芝マイル戦勝利実績は最低条件と太鼓判、有力馬の大半が差し追込み馬であり後方待機策でくるから、先行馬の前残りを狙う作戦らしい。3番人気ぐらいの4歳牝馬⑮アエロリットが本命で若い3歳馬は大胆にも切り捨てるという。欧州シーズンオフの短期免許で来たムーア騎乗なら、と超強気でいる。ギャンブル狂師ミノ先生は昨年の皐月賞の再現と睨んで②ペルシアンナイトと③アルアインを狙うらしい。逃げ・先行好きのマスターは弟デムーロの⑦ロジクライを狙うという渋さがいい。

私はG1のNHKマイル優勝馬なのに人気のない3歳馬⑱ケイアイノーテックが気になる。大外でも直線一気の差し脚だから問題ないのではないか。相手は21世紀の最強マイラー・フランケル産駒の⑧モズアスコットの好走はゆるがない。ルメール騎乗でもはや既成事実になってしまいそうだ。


マイルCS

⑧-⑱ ワイド1点勝負

⑧-⑱の2頭軸で3連複総流し16点で遊ぶ

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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