東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2018年10月13日]

【秋華賞】洋行帰りの一発で…

午前中の小雨も午後にはあがり、凱旋門賞はいささか寒かったが穏やかななかで行われた。1レースが始まる前、わっと歓声があがったのでコース内に目をやると、エネイブル騎乗のデットーリ騎手がジャンバー姿でゴスデン調教師と一緒に芝の上を歩いているではないか。どれくらいの馬場状態なのかを確かめているようだった。やはり本気で勝ちを狙っている陣営はちがうという印象だった。

もしあのレースにアーモンドアイが出走していれば、優勝争いの一角に加われたのではないかと想像したくなる。3歳牝馬は最軽量で出走できるのだから、牡馬でも3歳で挑戦するのがいいという思いがする。でも、観戦後は総勢10名でパリ市街のイタリアンレストランで飲んで食べて盛り上がってすっきりだった。

というわけで帰国したのだが、秋のG1シリーズとともに、吉祥寺の居酒屋「青夷」は競馬常連客の話が騒々しい。あきもせず自分の狙い目を声高にあげつらっている口撃機関銃ヤマとギャンブル狂師ミノ先生。でも、⑪アーモンドアイの強さにはさからえず、両名とも大本命で結論が出た。データ派のヤマは軸が堅いなら人気薄を狙うという筋書き通りでいくらしい。ミノ先生は②カンタービレと⑤サラキアの人気馬は切れないと慎重に構えるらしい。それでも、二人が一致した人気薄の狙い馬が①ラテュロスと⑭ゴージャスランチとなる。逃げ馬好みの穴狙いのマスターは④ランドネ軸の美味しいワイド馬券で流すらしい。マンハッタンカフェ産駒ぞっこんの熟女馬券師ワフさんは⑭と⑮ハーレムラインを大本命⑪にからめるワイドボックス3点買いという。

オークス直行組は不利のデータがあっても、ヤマすらさからえない⑪の凄さはもはや当然である。やはりこれだけ軸が明らかなら、定石通り人気薄を選びたい。戸崎騎乗でぎりぎり逃げ粘ってもらえそうな④を狙ってみる。古い言い方だが、洋行帰りの一発で美酒に酔いたいものだ。


秋華賞

④-⑪ ワイド1点勝負

④-⑪2頭軸の3連複総流し16点で遊ぶ




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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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