東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2017年03月04日]

【弥生賞】大器の雰囲気

先日、詐欺みたいな出来事に遭った。150円のコーヒーのペットボトルを買おうとして自販機に千円札1枚と50円硬貨1個を入れたところ、500円硬貨と100円硬貨4個が出て来た。と思いきや、よく見たら50円硬貨4個だった。つまり900円のおつりがあるべきなのに700円しかなかったというわけ。道端の自販機だから苦情を言う場所もなく、バスの出発時間は迫っているし、なくなく諦めてしまったというわけ。

しかしながら、競馬の予想などいつも詐欺まがいではないかとも思う。「今週は絶対自信があります」など口撃機関銃ヤマの口から何度聞いたかわからない。それでも弥生賞はしおらしく「自信」の言葉は出てこない。迷ったあげくの選択なのか2戦2勝⑨ダイワギャグニーを本命でいくらしい。

弥生賞がめぐってくると春が近づいているのが実感できる。今年のメンバーはやや小粒だが、それだけ力が拮抗していて面白い。3歳春の時点では小粒でも、このなかから2冠馬や3冠馬が出て来ないとは断言できないのだ。そういうわけだから、大器の雰囲気がある

予想はユーザー登録のあと!!

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)
『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧