日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2018年11月15日]

二桁大敗からの一変あり


土曜東京10R
ユートピアS
アルーシャ
3連勝も射程圏
成長力に富む3歳のアルーシャに注目。折り合いに課題を残しながらも、500万⇒1000万を連勝中の上がり馬。とりわけ前半3F33秒5-44秒7のハイペースを番手で追走し、そのまま押し切った前走の豊栄特別が好内容で、潜在スピードは1600万でも全くヒケは取らない。

津曲助手も「十分に間隔を取りながら大事に使っているので、状態は更に上向いている。牝馬限定なら昇級でも楽に通用すると思う」とキッパリ。精神面での成長が見られる今ならマイルもOK。ここは3連勝が期待できそうだ。



土曜東京11R
東京スポーツ杯2歳S
ルヴォルグ
牡馬の大物がコレ
名門・藤沢和厩舎で2歳勢の大物と言えば、牝馬がグランアレグリアなら、牡馬はこのルヴォルグだ。今回と同舞台の東京芝1800Mで新馬勝ちを決めたが、その勝ちっぷりが“圧巻”のひと言。

何しろ、馬なりで好位を追走し、直線もノーステッキのまま2着を4馬身ちぎったのだから強い。津曲助手は「勝った後も順調に来ている。前走内容なら重賞でも好レースになると思う」とキッパリ。無傷の重賞制覇へ待ったなしだ。



日曜東京9R
赤松賞
レディマクベス
ここもアッサリ通過
レディマクベスにとって、昇級でも500万あたりはアッサリ通過しそうだ。デビュー戦はマイルで5F通過が61秒3のスローペースで中団ポジション。2,3番手の馬が2,3着していることからも、明らかに展開は向かなかったが、直線は出色の3F33秒2の脚でまとめて差し切り。

4着が7馬身もちぎれたことでなおさら強さが際立った。津曲助手も「素晴らしい瞬発力を発揮してくれた。馬群の中で我慢できたのも収穫で素質は高いよ。前回と同じ東京のマイル戦なら、今回もチャンスでしょう」と期待十分。



日曜東京10R
錦秋S
レッドオルバース
二桁大敗からの一変あり
前走の秋嶺Sで12着と大敗を喫したレッドオルバースが見直せる。その前走はハイペースの中、掛かり気味に2番手を追走。しかし直線を向くと外にモタれて伸び切れず。見るからに息切れしての敗戦だった。

関係者も「休み明けが影響した」と漏らしていたが、敗因はハッキリしているだけに全く悲観する必要はないだろう。そもそもが現級で2度の連対がある実力馬。国枝師も「1度使っての上積みは十分。巻き返しを期待」といつも通りの強気な国枝節で、ここは反撃必至の一戦だ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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