日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2018年7月12日]

福島狙いの勝負馬


土曜福島10R
信夫山特別
ミルトプレスト
福島狙いの勝負馬
今回と同舞台の福島2600M戦に勝ち鞍のあるミルトプレストが狙い目と見る。準オープンに昇級した前走は8着と結果を出せなかったが、2走前の安房特別で現級勝ちをしているように、能力は確かなものを持っている。前走後は降級を待って得意の福島開催に備えてきただけに、仕上がりは万全と言える状況だ。

佐藤吉師は「先団につけて渋太さを生かす競馬がベスト。得意の形に持ち込めば、実績を考えてもチャンス十分だ」と意欲満々。コースを1周半する2600Mの距離では全く崩れていないことからも、ここで巻き返す可能性が濃厚と言えるだろう。



土曜福島11R
安達太良S
ミッシングリンク
準OPでは力が違う
オープンからの降級馬であるミッシングリンクが本命だ。当初は7月5日に川崎で行われた交流重賞・スパーキングレディーCを目標に調整されていたが、除外濃厚とあってこのレースを目標に切り替えることとなった。3ヶ月の休み明けだが、その分だけ乗り込んだことで十分に仕上がっており、初戦から好勝負必至と言える。

管理する斎藤誠師は「降級すれば力は上。福島1700M戦も合うイメージだし、ここは決めたいね」と語っている。交流重賞を勝っている実力を考えれば、ここでは能力が違うだろう。いきなりから期待したい。



日曜福島9R
種市特別
チャロネグロ
ここはもう落とせない
降級2戦目のチャロネグロに期待する。前走はメンバー中最速の34秒0という上がりを使って追い上げたが、惜しくも2着止まり。ただ、当時の勝ち馬であるブレステイキングはダービートライアルのプリンシパルSでも2着に好走した素質馬。単に相手が悪かっただけで、3着馬に3馬身差をつけた内容からも、負けて強しと言える競馬であった。

「今回は小回りの福島コースへの対応がカギにはなるが、ある程度の位置にさえつけてしまえばこのメンバーならチャンス」と大和田師は分析している。1000万でも勝ち負けのところまで来ているのだから、500万ではもう落とせないところ。



日曜福島10R
鶴ヶ城特別
スズカグラーテ
今度こそ勝利を
スズカグラーテの前走は2着だったが、勝ち馬も同じ降級馬。向こうのほうが力が一枚上だったということになるが、内容は悪くなかったので陣営も結果には納得している。今回は関東圏に戻ってのレースで、今度こその勝利に期待は大きい。

管理する柄崎師は「休み無く使っているけど、夏バテすることもなく馬は相変わらず元気一杯。福島へのコース替わりも問題ないので、今回も勝ち負けになるだろう」と自信満々のコメント。準オープンどころかオープンでも勝負になるだけの能力を持っている存在だけに、降級2戦目のここは何としても決めたいところだ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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