日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2017年4月6日]

得意舞台で決めたい


土曜中山10R
湾岸S
イチダイ
3連勝も夢ではない
500万条件では10戦連続で馬券圏内に突入していながらも、勝ち切る事ができなかったイチダイ。しかし、2走前に待望の初勝利を掴むと、昇級戦の前走でも好位追走からあっさりと勝ち上がりを決めた。

同馬を管理する柄崎師は「前走は昇級戦だったけど、いい内容で勝ってくれた。2走前が後方からの追い上げても勝っているし、流れに応じてどんな競馬でも出来るところがこの馬の強み」と本馬の武器をアピール。「今回は準オープンに昇級するけど、相手なりに走るタイプなので、3連勝も夢ではないだろう」と、勢いに乗って更なる連勝を目論んでいる。



日曜中山9R
デイジー賞
コマノレジーナ
中山に替わって変身
前走のクイーンCでは勝ち馬から2秒ほど離された12着と終わってしまったコマノレジーナ。しかし「前走は落ち着いた流れで、後ろから攻めるこの馬には展開が向かなかった」と菊川師が話す通り、力負けではないという認識である。

また「同じマイル戦でも東京と中山ではレースの形が全く違うので、前走には悲観はしていない。中山に替わってある程度前が流れてくれれば十分にやれると思う」とも語っている。新馬勝ちを収めたコースに変わっての変わり身に期待をかけている。



日曜中山10R
隅田川特別
リンクス
前走内容に期待膨らむ
前走はスタートで大きく出遅れる不利がありながらも、コンマ1秒差の2着まで追い上げたリンクスを本命に推す。本来はスタートの速い馬で先行策が好走のパターン。それだけに出遅れて自身のパターンに持ち込めなかった前走でも結果を出せたのは、陣営にとっても大きな収穫であった。

担当する三浦助手は「折り合いの難しさはあるけど、引き続き状態はいいので、今回も楽しみ」と語っている。1000万に昇級後は3、2着と安定して走っており、前走では大きな不利を克服しての好走。自ずと今回への期待も膨らんでいる様子だ。



日曜中山11R
京葉S
キタサンミカヅキ
得意舞台で決めたい
昨年の当レースの勝ち馬であるキタサンミカヅキが狙い目。「休み明けになるが、このレースを目標にしっかり乗り込んできたので仕上がりは順調だ」と大下内助手はデキに太鼓判を押す。間隔こそ空いているが「使い込むよりも精神面がフレッシュな方が走る傾向にある」という考えもあったことから、目標のここにぶっつけで挑むこととなったのだ。

何よりも陣営が意識しているのが、当コースがベスト条件だという事。「秋まで中山開催はないので、ここで決めたいね」と、ベスト条件の今回でなんとしても結果を残したい姿勢だ。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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