日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2017年3月23日]

上がり馬が重賞Vへ


土曜中山9R
ミモザ賞
ルヴォワール
重賞も見据える好素材
1月中山の新馬戦で後続を1馬身以上突き放して圧勝したルヴォワールの連勝が濃厚だ。526キロの大型牝馬で、デビュー戦は抜け出す時の脚が速く、着差以上に強い競馬だった。

この中間は外傷でひと息入る形となったものの、早くからここを目標としてきただけに仕上がりは上々。手塚師は「この後は東京のフローラSを予定しており、ここはきっちり勝ってもらわないと困る」と強気に構えている。将来を見据えた1戦だけに、是が非でも結果を残したい1戦。



土曜中山11R
日経賞
ゴールドアクター
懸念材料は見当たらない
昨年の勝ち馬ゴールドアクターの連覇に期待する。年末の有馬記念以来の出走になるが、予定通りの追い切りを消化してきっちりと出走態勢を整えた。

昨年は58キロでの出走だったが、今年は1キロ軽い57キロ。一昨年の有馬記念を含めて重賞3勝を挙げている得意の中山なら勝ち負けは必至。中川師は「馬体重は前走と同じか少し減るぐらいで良い感じに仕上がっている。懸念材料は見当たらず楽しみな一戦」と語っている。



日曜中山10R
常総S
アップクォーク
前走以上の走りを
昇級戦だった前走でいきなり2着に好走したアップクォークが、叩き2走目で前進できる。中川師は「前走は少し離されて2着だったが、休み明けで昇級初戦を考えれば合格点のつく内容で、クラスにメドを立てたのは収穫だった」と前走の内容に納得している様子。

ここまだまだキャリア8戦だが、師は愛馬の確実な成長に目を細める。「以前に比べてゲートを落ち着いて出られるようになったあたりに確かな成長を感じる。休み明けを使っての上積みもあり、今回は前走以上を期待したい」と、叩き2戦目でのオープン入りを目論んでいる。



日曜中山11R
マーチS
コスモカナディアン
上がり馬が重賞Vへ
昨秋からメキメキと力をつけてきた上がり馬のコスモカナディアンが狙い目だ。前走の仁川Sは断然人気のグレイトパールに競り負けての2着も、3着馬には9馬身差をつける好内容。2走前の川崎記念3着が好走がフロックではなかったことを証明した。

準オープンを勝っているとおり、中山ダート1800Mは得意条件。金成師は「中1週になるが引き続きいい状態をキープ。コース、距離ともに問題ないので好レースを期待」と話している。ここが初重賞制覇となる可能性は十分。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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