日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年09月01日]

素質馬が開花の兆し


土曜新潟9R
燕特別
ヒメタチバナ
狙うなら今回!
初勝利に9戦を要したヒメタチバナだが、「実戦を使いつつ確実に力をつけてきた」と関係者。その話通りに前走の織姫賞は、昇級で初めての古馬相手に2着と早くもクラスにメド。

その後はリフレッシュ放牧へ出され、このレースに照準。柴田人師も「ここを目標に備えてきたので、今回も状態で使えるのは何よりだ。長めの距離が合うので、新潟2200Mはピッタリ。牡馬相手でも楽しみだ」と色気タップリに語ってくれた。牡馬相手とあって盲点となっているだけに、配当的にも狙うなら今回だろう。



土曜新潟10R
弥彦特別
プランスシャルマン
ここは通過点
放牧明けで4ヶ月ぶりとなるが、この新潟に照準を定めてきたプランスシャルマンが狙い目だ。2歳時から強敵相手にモマれ、重賞やオープン特別で善戦しており、いまだ条件クラスに留まっているの不思議なほど。

今回は初めての古馬相手になるが、厩舎関係者が「1000万なら間違いなく力が一枚上だろう」と言えば、斎藤誠師も「初勝利がこの新潟芝1800Mと相性のいいコース。久々でもキッチリ決めてほしい」と期待十分。秋はさらに上を目指しているだけに、ここは通過点になりそうだ。



土曜新潟11R
長岡S
アーバンキッド
本音は“自信あり”
10Rプランスシャルマンに負けず劣らず斎藤誠師が期待しているアーバンキッドに注目。前走のラジオNIKKEI賞は3着も師は「外枠で終始、大外を回るコースロスが痛かった」と力負けでないことを強調。

今回はひと息入っての復帰とあって、周囲には「初めての古馬相手で力関係がカギ」と慎重に構えていた斎藤誠師だが、本音は「新潟の外回りコースは合うはず。十分にチャンスはある」と自信ありの様子。乗り替わりも福永⇒戸崎ならマイナスにはならず、条件クラスから再始動となるここは負けられない一戦だ。



日曜新潟12R
両津湾特別
ボーシエル
素質馬が開花の兆し
4歳降級馬も何頭かいるが、ここは上昇度で勝る3歳馬ボーシエルが狙い目だ。2走前に福島で初勝利を飾ると、続く昇級の前走は時計の速い競馬にも難なく対応し2着。それも次走で1000万3着と好走した実力馬キータイプ相手の好走で、素質馬が開花の兆し。

それを裏付けるように、三浦助手も「体質が強化され、ハードに調教を積めるようになったのが大きい」と愛馬の成長に確かな手応え。

復帰後3戦目とあって、まだ上積みが見込め、関係者の間でも「クラス2戦目だし、前走以上にやれるはず」ともっぱら。ここもまず勝ち負けに持ち込めそうだ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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