日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年04月14日]

中山最終週で全力投球


土曜中山9R
山藤賞
エディクト
自己条件で巻き返す
格上挑戦は厩舎の期待が大きいからこそでもあるが、エディクトは1勝の身で前回は弥生賞へ挑戦。マカヒキ、リオンディーズなど強敵揃いだったが、6着と大健闘。関係者も「強敵相手によく頑張った」と労をねぎらっていた。

今回は自己条件で巻き返しを期す一戦。三浦助手は「距離を延ばしてレースぶりが良くなった。瞬発力勝負では分が悪いが、平均的に流れてくれれば好勝負になる。何より今回は自己条件だし楽しみ」と2勝目に意欲満々だ。



土曜中山10R
下総S
リッカルド
メイチの勝負情報
中山ダート1800Mは13戦して[3.5.3.2]の好成績を誇るリッカルドが注目馬。2走前の上総Sは道中で競り合う厳しい展開で9着に失速したが、前走の韓国馬事会杯では、すかさず2着に巻き返し。内田博とも手が合ったようだが、力のあるところを改めて実証した。

黒岩師も「前走後は在厩で調整して、いい状態を維持できている。今週を最後に中山は秋までないので、勝って休ませたい」とメイチの勝負態勢だ。



土曜中山12R
利根川特別
ルールソヴァール
G1馬より乗り味は上
前2戦をいずれもハナ差2着に惜敗しているルールソヴァールで今度こそだ。前々走は3着馬に3馬身差、前走は2馬身差と決定的な差をつけており、単に勝ち運がなかっただけで、内容的には勝ちに等しい強い競馬。

「中1週で使った反動はないし、今回は中2週と開けたので好調をキープしている」と高木師はデキに太鼓判を押しており、今回はメンバー的にもチャンス十分な組み合わせ。以前から厩舎では「乗り味なら兄(サウンドトゥルー)より上」と評価されている好素材。ここで惜敗続きに終止符を打つ可能性大。



日曜中山10R
京葉S
キタサンミカヅキ
中山最終週で全力投球
昇級初戦の千葉Sを2着に好走したキタサンミカヅキ。もともと14戦して[3.7.2.2]の好成績が示す通り、中山ダート1200Mでは崩れない馬だったが、ここに来て一段とパワーアップしている。 大下内助手は「スタートが上達して、いい位置で競馬ができるようになったのが大きい」と成長ぶりを強調。続けて「タフな馬で今回も状態はいいので勝機は十分」とキッパリ。厩舎は勝って休ませたい思惑もあるようで、春の中山最終週へ全力投球で臨む構えだ。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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