うまスクエア

今週の裏ネタ[2016年03月31日]

今度こそ惜敗に終止符

前走の未勝利戦を鮮やかな勝利を収めたオーダードリブンの連勝が期待できそうだ。レースは出遅れて最後方からとなったが、直線は素晴らしい切れ味を発揮して一気の差し切り。レース後のルメールも「ここでは力が違いました」と絶賛の強さだった。

デビュー戦は2着も、勝ち馬は次走でホープフルSを制するハートレー。その強敵とコンマ2秒差ならば、500万へ昇級しても能力が違う可能性大だ。加藤征も「休み明けを使って状態は更に上向いてきた。今回も勝ち負けになるはず」と語っており、ゲート五分ならここも難なく突破しそうだ。

---

前走の潮来特別で実に2年5ヶ月ぶりに右回りへ出走したグランドサッシュ。武市師によると「右回りだと左側にモタれるクセがあるので、これまでは左回りを専門につかってきた」とのことだったが、レースでは好位追走からジリジリ伸びてコンマ3秒差5着。これには師も「久々の右回りだったが、内容は悪くなかった」と好感触。

今回は引き続き中山芝2500Mとなるが、これも手応えがあるからこその続戦。師は「勝負所で少しモタれたけど許容範囲。コーナーでうまく立ち回りさえすれば勝ち負けになると思う」と自信を覗かせている。

---

ローカル会員様限定で公開した前走の納屋橋Sで2万3640円的中をお届けしたノボバカラ。その前走は関係者いわく「マイル以上だと最後に少し詰めが甘くなる」と1400Mへ距離を短縮しての一戦だったが、先制して一気に逃げ切り快勝。「やはりベストは1400M。期待通りだった」と関係者は当然と言わんばかりだった。

今回はオープンへの昇級で関西圏への輸送競馬となるが、天間師は「阪神は初めてになるが、右回りは問題ないし、タフな馬だから長距離輸送も大丈夫。3歳時にユニコーンSで2着した馬なのでオープンでもヒケは取らない。出遅れさえしなければ、今回も好レースになるはず」と色気タップリだ。

---

1000万に昇級後の3戦を2,2,3着と安定して走っているシルヴァーコードが今度こそ惜敗に終止符を打つ。前走の房総特別が、押し出されるようにハナへ立ったところ、道中でやや掛かり気味になり、かつ後続の格好の目標にされた分、最後で交わされ3着惜敗。

木村師は「2,3番手の好位で折り合い、脚をタメる競馬がベスト」と語っており、今回はその戦法で臨む模様。となれば終いの粘りを増すのは確実で、前走の再戦とも言えるこの顔ぶれならば、唯一先着されたフルールシチーさえ警戒すれば勝機は十分だ。